RSLの出演したLaw & Oder SVUのエピソードを観ました。
シーズン16の21話”歪んだ正義”
シーズン17の3話”運命の橋”と、10話”なりすまし誘拐”
SVUは以前スカパーに加入していた頃に、細切れにではあるけどよく観ていたので
ドラマの雰囲気はわかっていたのですが、久しぶりに観てずーんと重たかった・・・

特に”運命の橋” は、朝から考え込まざるを得ない内容でした。





!!以下ネタバレを含みます!!

被害者は10代のトランスジェンダーで
体は男性で心は女性。両親や友達の理解もあり女性の服装で生活するエイブリー。

加害者は妹思いで、将来の夢はグラフィックアーティストという、エイブリーと同世代の少年ダリウス。
二人は公園の橋で出会う。

ダリウス友人らと帰宅途中、スカートを履いたエイブリーを見つける。
3人でエイブリーを揶揄い、揉み合った結果、エイブリーは橋から落下し、重傷を負う。

傷害容疑で逮捕されるダリウスとほか二人。
二人と比べて深く反省しエイブリーに謝罪の絵を送るダリウス。
エイブリーはその絵を見て、ダリウスの謝罪を受け入れるかと思われた。

このお話、イイハナシになりそうなポイントが3つあります。

1つ目はダリウスの深い反省。
基本的にエイブリーに対する行為以外は、とてもいい子に描かれているんですよね。
彼の行為は許されるものではないかもしれませんが
事件は無知と幼さゆえに起こった悲劇、という気持ちにさせられます。
(弁護側の証人として出てくる専門家の意見は、正直聞いていて気分のいいものではなかったけど・・・)


2つ目はエイブリーの優しさ、寛容さ。

ひどいことをされたにもかかわらず、
心配する両親へ気遣いなのか、
これまで同様のいじめにあって身に着けた生きる術なのか
ひどいけがをしても決してユーモアを忘れない態度。
そしてダリウスの謝罪を受け入れようとする寛容さ。

3つ目はダリウスとエイブリーそれぞれの親の人柄。
どちらの親も我が子を愛情をもって育てていて
今回の悲劇に本当に心を痛めている。
特に、エイブリーの両親の姿勢には胸を打たれました。


しかし、イイハナシ伏線はことごとく裏切られます。


観ていて思いました。

ああ、SVUだ・・・と。


RSLがどんな役柄なのか前知識がなかったので、もしかして加害者?なんて思っていたのですが
オドワイヤー検事補の役でした。

SVUメンバーと敵対する、プライドの高い嫌な奴・・・という役どころなのでしょうが
そこまでいやな感じはなかったなぁ。

初登場の『歪んだ正義』で証人を追い詰めるシーンなんて
わくわくしてしまった。

RSLの魅力は、いい人そうな笑顔の裏の、そうでない部分を演じる時に
かなり発揮される気がします。

ドクターハウスのウィルソンでもそこが魅力でした。


RSL、ドクターハウス出演当時のインタビュー記事か、動画で
Law & Oderのファンだと言っていた気が・・・
IMDbにはこの3話の出演情報しかありませんが、また出てくれるといいなぁ。








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# by keia111 | 2017-11-21 05:48 | 海外ドラマ | Comments(0)
2012年1月、ロサンゼルスのThe Merry Karnowsky Galleryでティム・ロスがホストを務めた写真展『Vivian Maier : A Life Discovered』が開催。

それから数年後に公開されたヴィヴィアン・マイヤーのドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』を
やっと観ました。







彼女はいったいどんな女性だったのか

なぜ、これほど撮り続けたのか

実際に彼女とかかわった人々から語られる姿は
決して美談ではなく、かえって謎が深まっていく印象を受けました。


ティムはちらっと登場して、彼女の写真を1枚、購入したと話していました。
ティムが購入した写真↓
Vivian Maier Street Photography 1 September 24, 1959. New York, NY


ティムがどういう経緯で出資することになったのか気になっていたのですが
こちらの記事によれば
ガーディアンかなにかでヴィヴィアン・マイヤーの記事を読んで
写真を目にしたことがきっかけだったとのこと。

ティム自身も写真を撮るのが好きなんですよね。よくカメラぶら下げている画像をみるし
映画『インクレディブル・ハルク』に出演したころ、
ジミー・キンメルの番組にゲストで出た時にはトーク中にバシャバシャ撮影してました。


ヴィヴィアンが使用していたカメラはRolleiflex。
上からファインダーをのぞくタイプの、いわゆる隠し撮りカメラ、というのが興味深かったです。









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# by keia111 | 2017-11-15 04:07 | 映画 | Comments(0)
『リップヴァンウィンクルの花嫁』を観ました。




昨日観た海外ドラマの感想を書こうと思っていたのに
週末に観た、この映画が思ったより後を引いていて
感じたことを書き留めておきたくなりました。



!!以下ネタバレを含みます!!

七海はふわふわしていて
あまりにも簡単にひとを信じて
私からすると、信じられない

でもこういう子、いるのかなと思わせるのは演じた黒木華さんがはまり役だからでしょうか。


七海は綾野剛演じる男、安室=ランバラルに巧妙に騙されカモにされていることには
最後まで気が付かない。

Coccoが演じた真白について

真白の本当の依頼は
『一緒に死んでくれる人』

ランバラルはそう言っていたけど
彼女は早い段階で一人で死ぬことを決めていた気がした。

だからトリックスターは、ランバラルでなく
真白だったんじゃないか。

あの安室の涙は、演技じゃなかったんじゃないかな。

安室は生き方を変えたりはしないだろうけど。


真白はエキセントリックで唯一無二の雰囲気を漂わせているのに
自分なんかのために、この世界は優しすぎて、優しさを目の当たりにすると
壊れてしまうと言う。
だからお金で買うほうが楽だと。

それでも、最期には七海を連れて行かなかったのだし
彼女の優しさを受け入れられたのかな

優しさを受け入れるということは
自分の価値を認められたということで
それが救いだと思いたい。

この世界に無数にあるちっぽけなやさしさを
受け取る価値が自分にはあると
疑ってもみない人たちがいる一方で
その価値を信じきれない人たちがいる。

単に自己評価の問題だろうか。
メンタルの強弱?


私はその疑いは尊いものだよと、言いたくなる。
それだけでちゃんと価値があって
対価なんていらないのだと。




・・・・どうも、岩井俊二ワールドに墜ちたようです。





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# by keia111 | 2017-11-07 06:03 | 映画
竹野内豊さん主演のNHKのドラマが面白くて欠かさず見ています。



ドラマではかならず朗読シーンがあって、
今回は何を朗読するのかな?と毎週楽しみ。

お風呂読書をするときはよく音読をしていました。(多分、外に聞こえたら怖い)
絵本の読み聞かせをするようになってから、声に出して読むことの楽しさをますます感じます。

このドラマのような朗読教室があったら是非行ってみたいなぁ・・・
そして佐久良先生のようなかたが指導してくれたら素敵173.png173.png

ドラマの舞台である朗読教室の主宰者、佐久良先生を演じているのは柴田恭兵さん。
私にとって柴田恭兵さんといえば『あぶない刑事』

観るのはほぼ海外ものばかりの私は
近年の出演作品は2010年のBS朝日のドラマ『刑事定年』しか知りません。
そのときに初めて大下勇次でない恭兵さんを目の当たりにしましたが
とてもステキで年をとってもかっこいい人だなぁと当時思いました。
ドラマもすごく楽しかった110.png全部見られなかったので再見したいです。


『この声をきみに』の初回放送を見てから、
『あぶない刑事』がどうしても観たくなり夜な夜な見ています。
内容が面白いのは子供のころ観ていてわかっていたけど久々に観て、
こんなに面白かったんだ・・・というのが最初に感じた気持ち。



当時は理解できなかったユージのファッションが今見るとすごく素敵だったり
主役二人の掛け合い、町田くん(仲村トオルさん)とのやりとり。
アクション、銃撃シーンも派手だし
今では考えられないシーンもたくさんあってとにかく楽しい。


昨年公開の『さらばあぶない刑事』は
順を追って観たいのでしばらくお預けです。







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# by keia111 | 2017-10-06 01:52 | 日本のドラマ | Comments(2)
『或る終焉』の監督ミシェル・フランコのインタビューを読みました。



!!インタビュー最後に映画のネタバレを含んでいます!!




ティムに実際会って話すと、
とても寛容でメディアでいろいろ発言しているイメージとは違って
瞳の奥に繊細さを感じた、とありました。

そうなんだよ、うんうんと110.png頷きながら読んでしまった

ティム・ロスから受ける私のイメージは
お茶目で繊細で、クールだけど、情熱的。
知れば知るほど、その魅力が増していきます。


182.png182.png182.png182.png182.png182.png

9/7、BBC radio5 のHeadlinersにティム・ロスが出演しました。

podcastも配信されているけど、動画もアップされていました。
嬉しい110.png



部分的にしか聞き取れず・・・
字幕がほしいけどこの番組はないみたいです。

以下は私の耳に聞き取れた部分です。
誤訳・意訳多々あり。

ドラマTIN STARのこと
『クロンダイク・ゴールドラッシュ』の話題も少し。

自身の出演作は見ない話、ここでも突っ込まれています。

自分にとっては(自身の出演作は)エンターテインメントじゃない、それは君らの娯楽、
終わったら進むだけ。子供たちは見るけど、などなど

サミュエル・L・ジャクソンの名前もでたけど全然聞き取れず。


タラ監督が『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』のファンだったとか。
タラ監督作ですごく出たかったのは『キル・ビル』
『イングロリアス・バスターズ』の時はティムは『Lie to me』があったから
マイケル(ファスベンダー)にアーチー・ヒコックス役が回ったとか。

最初の主演作映画、アラン・クラーク監督『Made of Britain』(1982) のこと
司会者のかた、昨日観たと。21歳のティム・・・



そして30年も成功しているのに不安なの?と聞かれてる。

以前もそんな話をインタビューで答えていました。
仕事がないことがなによりも不安、というような。



そして最後のほうで子供のころに受けた虐待のことを話しています。

昨年のガーディアンのインタビューでは
父が虐待被害者であり、
自身も同じ人物から虐待を受けていたことを語ったティム。

加害者は父方の祖父だったということを明かしていました。

このことを実際に話すティムを初めてみました。

セラピーやカウンセリングを受けたことはなく
映画を撮ることがセラピーになった、そうです。

ティムの話しぶりはあっさりとしていて
だからこそそれまでの沈黙に思いを馳せてしまう。

近親者からの虐待をテーマにした初監督作『The War Zone』(1999)を
どんな気持ちで撮っていたのか。

話すティムから感じるのは
何よりも家族への愛情だな・・・と個人的には思いました(聞き取れないけど)


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もともと半分もわからないくらいの英語力でしたが
さらに落ちてることを痛感。
聞かないとどんどん聞こえなくなるのかな。

このインタビュー、ポッドキャストをダウンロードしたので
何度も聞いてみようと思います。



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# by keia111 | 2017-09-18 22:23 | 海外ドラマ | Comments(0)

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